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小田桐菜津子と七つの情事
第4章 四人目は同級生
「笛木くん…」
ため息交じりの鈴村の声がする。
「初めて名前、呼んでくれたな」
「そんなことないよ。さっきの飲み会だってそうやって呼んだじゃない」
「いや、気持ちが込もったのは、今が初めてだ」
そう言ってオレは鈴村の髪をかき分け、形の良い耳を口に含んだ。
「あっ…。 そんな…」
初めて彼女をリードした気がした。
そのまま耳たぶを甘噛みする。片手はバスローブを脱がし、その背中をまさぐる。
鈴村の小さな声交じりの吐息が甘く、そしてたまらなくくすぐったい。気持ちがトロけていくのがわかる。
「笛木くん… くはぁぁ……」
オレの右手が、鈴村の小ぶりの乳房を捉えた。手のひらで乳首を転がし、柔らかな乳房を包み込む。