この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
小田桐菜津子と七つの情事
第4章 四人目は同級生


高校の頃、鈴村奈津子は学校のミスコンに出るような華々しいキャラではなかった。
身長が170の手前くらいまであって、大抵の男子と同等かそれ以上の上背があった。

大人になったいまならほんなことは大した問題じゃないが、自意識の強いあの頃は自分より背の高い女なんて認められない空気があった。

その中にあって鈴村には結構ファンが多かった。
顔だってそんなに美人って訳でもないのに、鈴村が競争率高かったのは、彼女が大抵の男子と気さくに話ができるという性格にあったからだ。

馬鹿話や下ネタだって受けて立つような。いつも明るく笑いながら、オレ達とふざけ合っていた鈴村。
同じ学年の奴には手が出せず、結局は上の学年の先輩と付き合っているというのが定説だった。

「実際のトコ、東海林先輩と付き合ってたのかよ?」

居酒屋のビアジョッキを傾けながら、何気ない風を装ってオレはそう聞いた。
本当はあの頃、いちばん気になっていたことだ。

/233ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ