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小田桐菜津子と七つの情事
第4章 四人目は同級生
そして一晩に3回も、ペニスでアケミをイカせた時は、自分自身のプライドを深く満たすことができた。
それはアケミのプロとしての演技なのかもしれない。そんな風に冷静になれるくらいオレも大人だけど、それでもアケミの持つそのファンタジーは、オレの心の宝物だ。
たった2度だけ。
それは貴重な体験だからこそ、今でもその時のことを思い出すと下半身が燃える。
でも。
鈴村とのベッドは、それとは全く別次元の強い印象を、オレに与えた。
事実、鈴村と寝た後、オレは半年以上アケミの店に行かなかったくらいだ。
SEXが、ただの技術だけで成り立つものではないことを、オレは鈴村に教えられた。
たとえあんな冴えないエンディングを迎えようとも。