この作品は18歳未満閲覧禁止です
小田桐菜津子と七つの情事
第4章 四人目は同級生
「やめろよ、鈴…村…」
かすれがちになるオレの声に、鈴村は初めてオレの目を見た。
潤んだ鈴村の目。
快感の火照りなのか、それとも涙なのか。
図りかねて、オレは言葉を失う。
「笛木くん…声、、」
そう言って、鈴村は唇でオレの口をふさぐ。裏筋をこすられながら、鈴村の舌がオレの歯茎を舐め回す。
あぁ…。
なんという…。
「声…出して…。我慢しないで…」
キスの合間、途切れ途切れに鈴村は言葉を紡ぐ。
我慢なんて…。そんな。