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小田桐菜津子と七つの情事
第4章 四人目は同級生



オレはたまらず腰をよじってその魔手から逃れようとる。
が、鈴村は巧みにオレの身に腕を巻きつけ、しっかりと陰茎を握る。

「おまえ……っ!」

もはや、二の句が継げない。
亀頭の先端から指先で男性愛液をすくい取り、それを竿全体になすりつける。
鈴村の手の中で、怒張がヌルヌルのローションで覆われるようだ。

これじゃまるで、娼婦じゃないか。

体育館での女バレとの合同練習の様子がフラッシュバックする。
サイドに白の二本線の入ったエンジ色のブルマに、白のロンT。
長い脚の素肌は白く、細い肩の上にとても小さな頭が乗っている。
跳躍する鈴村の光る身体。
汗のしずくを散らしながら、フワリと広がったボブの髪。アタックの態勢で、ネットに向かって跳ぶその肢体が、ストップモーションで記憶に焼き付く。

それは天使のように神々しかった。

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