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小田桐菜津子と七つの情事
第4章 四人目は同級生
鈴村の薄い唇が、オレの張り詰めた亀頭を包み込んでいる。見ることは叶わない。オレは顔を上げて、鈴村のその姿を見ることができなかった。
けれどペニスは、それを明確に感じていた。
鈴村に包まれ、先端の鈴口にその舌先をソフトにねじ込まれている。
「そ、それは……っ! すずむ……くぅぅ」
「そうよ」チュパ…チュパ…。「言葉にして…笛木くん…」
そう言うと、鈴村は喉の奥までオレをくわえ込んだ。
陰茎を吸われながら深くバキュームされるのが、分かる。
す、すごい…。
鈴村の喉奥に、ペニスの先端が当たる。
AVで見るような、ハードなフェラチオだ。
アケミの得意技のひとつなのに、今は切ない気持ちしか湧かない。
ペニスを引き抜くと、鈴村は咳き込んだ。
「そんなこと、しなくて…。しなくていいよ」
鈴村は、あの潤んだ目でこちらを見返した。
「わたしが…したいの…してあげたいの」
その言葉に、オレのペニスはまた、クィっと締まっていく。痛いくらいの勃起だ。