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小田桐菜津子と七つの情事
第4章 四人目は同級生



鈴村は今一度、深く口に包む。
鈴村の口の中が、たまらなく温かで、そして溶けそうなほど柔らかい。唾液でペニスの全体を包み込み、口の中でクチュクチュとつばをかき混ぜる。幾千もの泡が性感の芯となったペニスを包み、吸われたり舌を絡められたりしながら刺激を受ける。

見たい、と思った。
男は視覚で性を感じる生き物だから。

オレは必死の思いで頭をあげ、股間に吸い付く鈴村を見た。

あぁ…。

あの時の輝く美少女が、唇を伸ばして、オレのペニスを吸っている。髪をこちらの太ももに垂らしながら、口を大きく開け、オレの性器を吸ってくれている。

頭の中に稲妻が光った。
いろんな思いがはちきれそうなほど、膨らんだ。
汚(けが)れなきあの時の美少女が、オレのを懸命に吸っているという事実。あの時の清楚さは失われている。あの時の高貴さは消えてしまった。

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