この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
小田桐菜津子と七つの情事
第5章 五人目の戸惑い

思わず彼女の横顔を盗み見る。
その人は涼しい顔で窓の外に片目を投げながら、スマホの画面を手繰っていた。
もう一度、メッセージの着信を伝える振動。
画面を見る。

八朔:何色だった?
矢上:黄色…
八朔:やっぱり見てたのね
矢上:すみません
八朔:ドキドキした?

え、と思った。
彼女の顔を見たかったけれど、そうするのもはばかられた。

矢上:はい…
八朔:すごく。。ドキドキしたのね?
矢上:はい… すごくドキドキしてしまいました…
八朔:もう一度、

のあと、一瞬間があいた。
ほんの一瞬だったと思うのだけど、ぼくにとっては永遠のような間だった。

八朔:見たい?
矢上:

ぼくはまた、言葉に詰まった。
何と言えばいいのか、何と言わせたいのか。

八朔:見てごらん
/233ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ