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小田桐菜津子と七つの情事
第1章 最初の情事
私は自分で何をしているのか、分からなかった。
しかし彼女の身体を調整しながら、その申し出が100%受け入れられることを知っていた。
あとは彼女にいかに罪悪感や羞恥心を抱かせず、そのまま先へ進ませるか、だけだった。
そして私がひねり出したのが、その、業務の延長の無料サービスというストーリーだった。
それはあまりに自然に口から出て行ったので、言った私自身もその嘘を信じてしまった。
そして、彼女は、言った。
「………お願いしても……良い…ですか?」