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小田桐菜津子と七つの情事
第1章 最初の情事
バスローブをつけた彼女のヒップに両手をかける。
くぃ、くぃと、そこを押すように揉んでゆく。その度にうつ伏せのひとから、はぁぁ、はぁぁと声にならない声が漏れる。
ヒップのふくらみのある頬を円を描くようにくるり、くるりと回す。
そして左右の五指を立て、ぶるぶるぶると肌を震わせる。
「あぁぁぁぁぁぁぁ」
彼女の反応が高まる。
そのまま手を下げてゆき、ヒップから太ももの裏へと移る。
大腿骨のラインに沿って揺さぶる。そして、「失礼しますね」と言ってからバスローブの裾をめくり、白い太ももの素肌に触れる。
膝裏のくびれを撫で、そのまま裏側の腿の肌に指先を立て、ソフトに肌を引きずる。指先がヒップに近づくにつれ、彼女の感度が高まってゆくのが判る。
めくり上げたバスローブに届く前に、指先を内腿に沈める。
「ひっ」
彼女の太ももが閉じられる。
「それでは手が動かせません」
小さな笑みを含んだ軽い声で言う。私の手は閉じられた太ももに挟まれていた。
「あぁ…、ごめんなさい」
彼女の脚が開かれる。白い太ももの素肌の奥に、グレイのショーツが見えた。
「あの…。下着を汚してしまってはいけません。仮の使い捨ての下着がありますので、お使いになってください」
という経緯で、彼女は私の持参した紺色の紙ショーツをつけることとなった。