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小田桐菜津子と七つの情事
第5章 五人目の戸惑い
八朔さんの舌が前歯を走り、ぼくの舌にやわらかく絡みつく。唾液を溶かしあいながら、強くぼくの口を吸った。
彼女の指が、ジーンズのジッパーに触れる。
ブチブチブチブチブチブチ…
ジーンズのなかのトランクスから、ぼくのちんちんを、彼女は取り出した。やわらかい指先が、竿に絡み、亀頭を愛撫する。
そして彼女はそこで、フェラチオを始めた。
ぼくは玄関先に立ったまま、自然に彼女の頭に両手を置き、鋭く吸い込まれる快感に耐えていた。
やがて、なかで精子がちんちんの先端に駆け上ってくるのが分かった。ヤバい。
「八朔…さん…」
声を出して、フェラチオをしている彼女を呼んだ。なに?、と、ぼくのをしゃぶったままの彼女がこちらを見る。
八朔さんの薄い唇に、ぼくのちんちんがすっかりくわえ込まれていた。ぼくの、浅黒い、血管の浮いたいやらしいちんちん。それがこんなきれいな女のひとの唇に。いつかAVを見ながらオナニーした時に妄想したそのままの風景を、ぼくはいまリアルに体感している。
それに気づいた瞬間、ヤバ…って思ったけれど。
はぅっ!
「ゴメっ!」
我慢が出来なかった。
自分でも、我を忘れた。