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小田桐菜津子と七つの情事
第2章 二度目はクンニリングス


八朔さんとの約束の時間。
彼女指定の東急線のある駅。
はじめまして、って会えた人は、手足の長い、とても素敵な女性でした。
誰もが振り向くような美人さんではないかもしれないけど、ショートカットの髪型に高い身長、すらりとしたスタイルの良さに「まるで、バレーボールの美人選手みたいだね」、とぼくは言いました。
「本当は頭のおカタい真面目タイプなんですけどねー」と彼女は笑って言いました。

タイトな紺色のパンツに、白いブラウス。生成り色のざっくりとしたニットに、エナメルのパンプスという、ちょっとお姉さん風の装いも、オンラインで話した彼女らしくて、とっても素敵です。
お夕飯は家で食べるから、という彼女の都合があったので、駅近くのカフェのバーカウンターで、横並びになってビールを飲みました。

つか、超緊張しますよね? こういう時。
初めましてっていうものの、昼間の内緒チャットではお互い何度もエッチしちゃってる訳ですよ。でも、一応今日はそういうのナシって約束だし、しかも来てくれた相手はすっごい美人サンだし。
男子としては、いろいろ面白いこと言って彼女のこと笑かして、緊張を解きほぐしてリラックスさせるのが勤めじゃないですか。


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