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小田桐菜津子と七つの情事
第2章 二度目はクンニリングス
玄関で靴を脱ぐ前に、ぼくはそっと、彼女を抱きしめました。
「メールのこと」とぼくは言いました。「約束する。今日は八朔さんは何もしなくていいから。リラックスしてくれればいいから」
彼女は小さくうなずきました。
「身を預けてくれる?」
もう一度、肯定の返事が戻ってきました。
ぼくは彼女の髪にくちづけして、「かわいいよ」、と心からの言葉が出ました。
ぼくのリクエストを聞いて、はいてきてくれたタイトスカートのヒップを左手でそっと包み、静かに撫でまわしました。
何もかも忘れて、いっぱい感じてほしい。
心から、快感にひたってほしい。
そう思っていました。