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小田桐菜津子と七つの情事
第2章 二度目はクンニリングス
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リン君へ
昨日はありがとう。ごちそうさま。
なんだか急な展開でびっくりしちゃった。
しらふになるとなんだかずいぶん恥ずかしいことをしちゃったな、と思うけど、初対面のようで初対面じゃない相手だから安心したのかな?
あの時は照れくさくて、リン君のせいにしちゃったけど、ほんとは私もすっごいドキドキして、いっぱいえっちになっちゃいそうでした。
でも、恥のかきついでに告白するけど、私、口ばっかで全然経験ないの。リン君とはチャットばっかりだから、文字ばっかっていうべきかな?w
自分のこと、すごいエッチだと分かってるけど、でもそれ以上にウチの人のことも大切だし、裏切れないって思ってます。
金曜日の約束も、実は今でもすごく後悔してる。後悔してるけど、期待してる自分もいるのね。
だから、もし、リン君さえよければ、私のワガママ、聞いてくれないかな?
なんか、二度目の思春期みたくなっちゃった私は、正直言ってセックスまでできないかもって思ってます。エッチなことはしてみたいけど、最後までしちゃうのにはすごい抵抗あるのね。
だから、できれば、セックスの前まで、してみたい。
入れるのなしで、ちょびっとだけエッチなことしてみたいんです。
あー。
すごいバカみたいなこと言ってるって思ってるでしょ?
でもしょうがないの。私はこういう面倒な女なの。
だけど、リン君いいひとそうだから、ワガママ言ってみますね。
こういう変なお願いをきいてくれるかな?
リン君、ガマンしてくれるかな?
そうなら、私、金曜日、ぜひ会いたいです。
どうぞよろしく。
八朔
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