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小田桐菜津子と七つの情事
第1章 最初の情事


私はいったんバスルームに退出して、彼女には、簡単な部屋着に着替えてもらった。その上でベッドに仰向けに寝てもらい、基本的なチェックを始める。
まずは両脚を揃えて伸ばす。足指の爪先を確認する。
次に両手も同様に頭の上に伸ばしてもらい、手のひらを合わせてもらう。その状態で合わせた手のひらを自分の顔の前に持って来させて、そのズレを確認させる。
約一センチほど、左右の爪先がズレている。

「少し歪みがありますね」
「え、本当に?」

最初は誰もが驚く。
しかし人間の身体というのは、使い方で思いのほか歪みが出るものなのだ。

彼女をうつ伏せにさせる。
うなじ、背骨、骨盤、大腿、ふくらはぎ、と、指先を当ててチェックした。
「少し骨盤の座りが悪いですね。そのせいで肩が凝り、それを膝から下でかばって歩くので、ふくらはぎやかかとにこわばりが見られます」
「そんなに?」
「身体はひとつながりの連結部品なので、一部の故障が全部に影響を及ぼすんですよ」

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