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小田桐菜津子と七つの情事
第3章 甘い舌の三人目
(あぁ…)
彼女のため息が聞こえる。
その気持ちはよく分かる。
清楚でシャープなショーツのクロッチ部分に、もうクッキリと、濃い染みが浮き上がってしまっている。
先ほどの劇場内のプレイで、すっかりここまで染みてしまったのだろう。
左右の桃のようなヒップに両手のひらを当て、少し開かせる。
(ぃや…っ)
彼女の声は無視して、ショーツの脇に置いた左右の親指で、下着に隠れた部分の肌を左右に開く。
くぱぁ〜。
(ひっ…ぃやぁ…)
染みの下の素肌がうごめいて、中の花びらが大きく開かれているのが分かる。
(スゴいですよ…。八朔さん)
個室の中でふたりのささやくような声が交わされる。
(見ないで…見ないで…)
腰を振って逃げようとするのを力を込めて防ぎ、逆に鼻先を押し付ける。
熱い粘液と強いフェロモン臭が、鼻腔にいっぱいになる。
本気で感じている女性の匂いにくらくらしてくる。