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小田桐菜津子と七つの情事
第3章 甘い舌の三人目
舌を、パックリと開いた花びらの間に差し込む。
甘酸っぱい匂いの彼女のラブジュースが、舌に直接触れる。かすかにピリリとしたチーズのような刺激。そして天然の甘さと生臭さ。
ひとりひとりの女性の性器から香るフェロモンの匂いは違う。これは本当に個性的だと思う。
また、生理を境にした前後でも、これが同一人物かと思うぐらい味も匂いも変わる。
私自身が長く舐め犬として生きてきた中で、実体験として分かったことだ。
八朔さんの蜜の味は、そのかすかな甘さが印象的だ。鼻の奥にほのかに香るかすかな甘さに、リアルに脳が溶けそうになる。
舌先で、八朔さんのクレヴァスを上下になぞる。
蜜を舌先にうんと絡めて、縦筋の隅々までを、柔らかな舌で丁寧に探ってゆく。
時折すぼまってまたゆるむ膣口は、舌先をすこし奥に差し込むだけで
「はうっっっ」
と、高い声の反応が返ってくる。
また、両手の親指でクリの皮をむき、割れ目を下から舐めあげてクリに至ると、その直前の小さなくぼみに舌が触れた瞬間、反射として腰がビクッと動いてしまうのも分かった。
膣とクリ。
やはりそこが敏感なのは、こうして確かめるだけですぐにも分かる。
だから。