この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
小田桐菜津子と七つの情事
第3章 甘い舌の三人目


彼女の声が小さくなってきた。
持続的な快感に、感覚が少し麻痺してきているのだ。
それがこちらの思惑だ。
ゆるい快感を、たっぷりと長く続けさせること。
舌先をゆっくりと丁寧に動かす。
刺激はクリトリスに移している。クリを舌でそっと包み込むようにして、あくまでソフトにやさしく刺激し続ける。
すると女性はゆっくりと身体を開いてくれる。
無理に逝かせようとせず、さりとてジラしすぎて精神的に追い詰めるのでなく。また、激しくしないことで私自身のやり方を自然に受け入れさせ、安心させる。
八朔さんの中で、徐々に私自身の気配が消えてゆく。自分の指で自慰をしているような気分にさせてゆく。
でもオナニーと明らかに違うのは、他人に刺激されているという事実だろう。その落差は、小一時間を過ぎたあたりで明らかになってくる。

「はぁぁぁ……。ペコさん…」
その声には答えず、この数十分間してきた柔らかなクンニのペースを維持する。
「私、なんだか…。変な感じです…」
舌は彼女の性器の微妙な部分をゆっくり刺激し続けている。
「身体が…勝手に感じて…」
彼女の言うとおり、腰が小さく痙攣し始めている。
アダルトビデオの俳優のように、激しくするのではない。本人が気付かないくらい微妙に、ゆっくりと登り詰めさせる。
映像的に見栄えのする潮吹きも、女性の絶頂とはさほど関わりがなく、潮を吹いたからといってパートナーが強いエクスタシーにあるとは限らない。
それよりも、ゆるく、ソフトに。そして永遠に続くかのような甘い刺激を与え続けること。
それこそが、私が舐め犬として様々な女性に奉仕し続けた結末として得た、パートナーを満足させる術だった。

/233ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ