この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
小田桐菜津子と七つの情事
第3章 甘い舌の三人目
舌をソッと、膣のすぼみの中に差し入れる。
「あぁっ!」
舌先が狭い入り口に差し入れられる。愛液の味が変わる。舌を長くさし伸ばして、顔を前後させ、真っ赤に充血した膣口にピストンさせる。リズムはあくまでスローに。
中まで入れると、そのまま膣壁を舐め回す。そうされると、たまらない快感が彼女の身体の中に溜まってゆくのがわかる。
チロチロ…レロレロ…。
彼女の狭い入り口を這い回る、やわらかな舌。
それは指ともペニスとも違う快感だ。
舌先がそこを刺激するたびに、
「くぅぅ…はぅぅ…」
と、声にならない声が彼女の口から漏れてくる。
膣口への執拗なピストン。
そして舌の届く範囲での、膣内へのゆるやかな刺激。
彼女の腰がさっきとは違う痙攣を生み始める。
クリと膣とでは、快感の質が違うのだろうか。女性ならざる身では永遠に分からない。しかし外から観察する限りでは、その質はいささか異なるように見受けられる。