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運命の恋人
第1章 朋会
翌朝、冷やしたおかげで、目はそんなに腫れてなくて。
シャワーを浴びて私は普通に学校に行った。
お母さんは私の顔を見ても何も聞かなかったし、おにぎり食べたのね、とかも言わず、いつもと一緒だった。
夕方、学校から帰ってくると、
「朋会、冷蔵庫にケーキあるわよ〜」
と、お母さんの声。
着替えて冷蔵庫を開けると、私の好きなツマガリのケーキ‼︎
箱を開けると大好きなレモンタルトも入ってて、私は一も二もなくレモンタルトを出して食べた。
でも、ツマガリは甲陽園に行かないと買えないから、お母さんは普段あんまり買ってきてくれないのに、どうしたんだろ…
不思議に思いながら食べていると、お母さんがダイニングに戻ってくる。
「それ、順一君が持ってきてくれたのよ。朋会を怒らせたからって」
ケーキを食べる手が止まる。
「順一君、結婚したんですって。」
知ってる…
シャワーを浴びて私は普通に学校に行った。
お母さんは私の顔を見ても何も聞かなかったし、おにぎり食べたのね、とかも言わず、いつもと一緒だった。
夕方、学校から帰ってくると、
「朋会、冷蔵庫にケーキあるわよ〜」
と、お母さんの声。
着替えて冷蔵庫を開けると、私の好きなツマガリのケーキ‼︎
箱を開けると大好きなレモンタルトも入ってて、私は一も二もなくレモンタルトを出して食べた。
でも、ツマガリは甲陽園に行かないと買えないから、お母さんは普段あんまり買ってきてくれないのに、どうしたんだろ…
不思議に思いながら食べていると、お母さんがダイニングに戻ってくる。
「それ、順一君が持ってきてくれたのよ。朋会を怒らせたからって」
ケーキを食べる手が止まる。
「順一君、結婚したんですって。」
知ってる…