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運命の恋人
第3章 間宮 智之
僕は部活もしてなかったから、平日学校で会って、その流れで毎日一緒に帰って、そのまま優美ちゃんの家にお邪魔する事が多くて。電話で喋ることも無かった。
離れてる時の連絡はSNSで事足りた。
ほぼ毎日会って喋ってるから、帰ってから電話で喋る話題もない。どちらかが学校を休んだ時も、体調悪いのにわざわざ電話で話すこともないし、SNSで状況を知らせあったりするくらい。
夏休みにも何度か優美ちゃんの家に行ったけど、キス以降特に進展はなかった。
もしかしたら、優美ちゃんは待ってたかも知れないけど、その期待に応える勇気は僕にはなかった。
そして、その年の秋。
学祭の後の振休で、月曜が休みになった。
僕は、いつものように優美ちゃんと会う約束をしてた。
午前中は予定があるけど、午後からは大丈夫だというので、昼イチに行った。
別に、何をするでもない。
部屋でDVD見たり喋ったりするだけ。
それで付き合ってると言えるのか、と聞かれたら、今となっては疑問だけど、当時の僕にとってはそれが精一杯だった。
離れてる時の連絡はSNSで事足りた。
ほぼ毎日会って喋ってるから、帰ってから電話で喋る話題もない。どちらかが学校を休んだ時も、体調悪いのにわざわざ電話で話すこともないし、SNSで状況を知らせあったりするくらい。
夏休みにも何度か優美ちゃんの家に行ったけど、キス以降特に進展はなかった。
もしかしたら、優美ちゃんは待ってたかも知れないけど、その期待に応える勇気は僕にはなかった。
そして、その年の秋。
学祭の後の振休で、月曜が休みになった。
僕は、いつものように優美ちゃんと会う約束をしてた。
午前中は予定があるけど、午後からは大丈夫だというので、昼イチに行った。
別に、何をするでもない。
部屋でDVD見たり喋ったりするだけ。
それで付き合ってると言えるのか、と聞かれたら、今となっては疑問だけど、当時の僕にとってはそれが精一杯だった。