この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
運命の恋人
第3章 間宮 智之
僕は部活もしてなかったから、平日学校で会って、その流れで毎日一緒に帰って、そのまま優美ちゃんの家にお邪魔する事が多くて。電話で喋ることも無かった。
離れてる時の連絡はSNSで事足りた。
ほぼ毎日会って喋ってるから、帰ってから電話で喋る話題もない。どちらかが学校を休んだ時も、体調悪いのにわざわざ電話で話すこともないし、SNSで状況を知らせあったりするくらい。

夏休みにも何度か優美ちゃんの家に行ったけど、キス以降特に進展はなかった。
もしかしたら、優美ちゃんは待ってたかも知れないけど、その期待に応える勇気は僕にはなかった。

そして、その年の秋。

学祭の後の振休で、月曜が休みになった。
僕は、いつものように優美ちゃんと会う約束をしてた。
午前中は予定があるけど、午後からは大丈夫だというので、昼イチに行った。
別に、何をするでもない。
部屋でDVD見たり喋ったりするだけ。
それで付き合ってると言えるのか、と聞かれたら、今となっては疑問だけど、当時の僕にとってはそれが精一杯だった。
/174ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ