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運命の恋人
第3章 間宮 智之
どのくらい経ったのかは解らない。
気持ちよすぎて意識が朦朧としていた。
だけど、その瞬間が確実に近づいていることだけは解っていた。
サトシさんも息が荒い。
2人の荒い息と、汗ばんだ身体がぶつかる音だけが部屋に響く。
ガチャーン‼︎
という、ガラスが割れて飛び散るような音と、僕達2人がイくのと、どちらが先だったのか、それは解らない。
だけど、震えるような優美ちゃんの、小さな声が聞こえて。僕は一気に現実に引き戻される。
でも、その声の方を見る勇気が、僕にはなかった。
僕のナカでチカラを失ったサトシさんの身体が離れる。
ズルッとお尻から抜ける感覚に続いて、トロリ、と何かが漏れる感触。
力なくズルズルとベッドに崩折れた僕の腹に、自分の吐いた欲望がベチャ、と付着する。
冷たくて、気持ち悪かった。
汗も一気に冷たくなっていた。
気持ちよすぎて意識が朦朧としていた。
だけど、その瞬間が確実に近づいていることだけは解っていた。
サトシさんも息が荒い。
2人の荒い息と、汗ばんだ身体がぶつかる音だけが部屋に響く。
ガチャーン‼︎
という、ガラスが割れて飛び散るような音と、僕達2人がイくのと、どちらが先だったのか、それは解らない。
だけど、震えるような優美ちゃんの、小さな声が聞こえて。僕は一気に現実に引き戻される。
でも、その声の方を見る勇気が、僕にはなかった。
僕のナカでチカラを失ったサトシさんの身体が離れる。
ズルッとお尻から抜ける感覚に続いて、トロリ、と何かが漏れる感触。
力なくズルズルとベッドに崩折れた僕の腹に、自分の吐いた欲望がベチャ、と付着する。
冷たくて、気持ち悪かった。
汗も一気に冷たくなっていた。