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運命の恋人
第1章 朋会
順ちゃんが家に戻ってきたのは、事故から3ヶ月くらいしてからだった。
退院はしていたらしいけど、足の骨折が完治するまで、奥さんの実家で世話になってたそうだ。
ウチのお母さんにそう挨拶に来て、お母さんが、晃一くんのことも普段のご飯とかも、出来ることは協力するから何でも気軽に言ってね、と言っているのを聞いた。
遠目に見た順ちゃんは、顔も真っ白で、弱々しい笑顔に、猫背で、足を引きずるような歩き方。
実年齢の23歳にはとても見えなくて、くたびれたおじさんみたいだった。
高々14年しか生きてない私は、そんな見た目まで変えてしまうほどショックなことなんか、もちろん経験したことなくて。
そんな順ちゃんを見るのは、私も胸が痛かった。
退院はしていたらしいけど、足の骨折が完治するまで、奥さんの実家で世話になってたそうだ。
ウチのお母さんにそう挨拶に来て、お母さんが、晃一くんのことも普段のご飯とかも、出来ることは協力するから何でも気軽に言ってね、と言っているのを聞いた。
遠目に見た順ちゃんは、顔も真っ白で、弱々しい笑顔に、猫背で、足を引きずるような歩き方。
実年齢の23歳にはとても見えなくて、くたびれたおじさんみたいだった。
高々14年しか生きてない私は、そんな見た目まで変えてしまうほどショックなことなんか、もちろん経験したことなくて。
そんな順ちゃんを見るのは、私も胸が痛かった。