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運命の恋人
第3章 間宮 智之
入ったのは手近なホテル。

別に男2人でも、何か言われることもない。

「先にシャワー浴びる派?終わってから一緒に入る?」

サトシさんは嬉しそうにしてるけど。
正直僕はそんなのどうでもいい。
今だってここに来てしまったことが、正解なのかどうか、よくわからないのに…

サトシさんは軽い溜息をついた僕を、上目遣いで睨む。

「そんな顔しないで?何も考えられないくらい、攻めてあげるから」

急にオトコの顔になって、がっちりホールドされて、キスされる。

っあ…
やっぱ…このヒト、キス、上手い…

唇の隙間から割り入ってきた舌が、僕の舌を絡めて吸いあげる…
気持ち良くて、腰が砕けそうになる…

「そんなトロ顔されたら、俺もう我慢できないんだけど?間宮クン?」

ベッドに押し倒され、Tシャツは着たまま。
ベルトを外されてデニムを下げられる。
デニムは中途半端に膝のあたりで遊んでる。
パンツの上からそっと握られた。
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