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運命の恋人
第3章 間宮 智之
「優美はね。もともと小児ぜん息がひどくて、子供の時から学校休んでばっかりだったの。中学までは義務教育だからみんなと一緒に進級できるけど、高校に行ったらそうはいかないでしょ。出席日数が足りなくなる可能性が高いから、元々普通高校を3年で卒業するのは難しいって言われて。中学の先生にも高校は通信制で、自分のペースで勉強した方がいいっ て勧められて、両親も俺もその方がいいと思ってたんだけどね。本人がどうしても普通の高校生活をしてみたいっていうから、あの学校に進学したの。」
…そういわれれば、よく風邪で学校休んでたっけ…
「で、アイツは俺がゲイだってことも知ってるし、キミのこともうすうすそうじゃないかな、とは思ってたみたい。キミ、半年付き合って優美に手出してないんでしょ。」
…キスは、した、けど。…確かにあれは、優美ちゃん発信…てか、僕は乗っかっただけだ。
「ま、普通はそれだけじゃ疑わないと思うけどね。ただ恥ずかしがりで奥手って可能性もあるし。でも優美の場合は身近に俺って例が居るから。それほどビックリはしなかったみたいよ」
…そういわれれば、よく風邪で学校休んでたっけ…
「で、アイツは俺がゲイだってことも知ってるし、キミのこともうすうすそうじゃないかな、とは思ってたみたい。キミ、半年付き合って優美に手出してないんでしょ。」
…キスは、した、けど。…確かにあれは、優美ちゃん発信…てか、僕は乗っかっただけだ。
「ま、普通はそれだけじゃ疑わないと思うけどね。ただ恥ずかしがりで奥手って可能性もあるし。でも優美の場合は身近に俺って例が居るから。それほどビックリはしなかったみたいよ」