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第3章 間宮 智之

「じゃ、あの反応って…」

「うすうす思ってたとしても、やっぱガッツリ繋がってる現場見ちゃったらショックはショックでしょ。10代の女の子には刺激が強かったと思う。」

確かに。

「だから、俺とキミのことで、ショックは受けたけど、それは学校を辞めた理由じゃない。学校を辞めたのは、あの日、学校に呼ばれてて、やっぱ2年生も留年決定って言われたからなんだ。出席日数が足りないし、夏休み中の補講も通えなかったりしてたしね。もちろんその分授業にもついていけてないし。諦めて通信高校に切り替えたんだよ。」

「そんな…だったら一言くらい、連絡くれても…」

「何度も連絡しようとは思ったみたいだけど。当時のキミの状態で、優美に私は気にしてない、って言われてハイそうですか、って納得できる？キミのが恥かしかったでしょ。で、なんて言っていいのかわからなかったのと、タイミングの問題、かな？それはキミもそうじゃないの？」