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運命の恋人
第3章 間宮 智之
…その通り、です。
「…でも、ああなったって…元気になったってコトじゃない、ですよね?」
「…ん~。あいつのね。今の仕事。きっかけは、俺とキミのこと。」
「仕事?」
「漫画家。BLっていうの?男同士のエロ漫画描いてる。」
思ってもみなかった答えに、開いた口が塞がらなかった。
「代表作は、ほぼ実話。俺とキミがモデルのヤツ。結構売れてるみたい。」
…聞くんじゃなかった。
なんて言ったらいいんだろう。
ちょっと違うのかもしれないけど…なんか、盗撮された映像がAVで出回ってるよって聞いてしまったような。
恥ずかしさとか、やるせなさとか、どうしていいかわからなさとか。
いろんな感情がごった混ぜになって、どう表現したらいいのかわからない…涙が出そうだ。
聞いてしまったことをものすごく後悔した。
「ショックはショックだったけど、すっげぇ興奮したんだって。」
もういい…
それ以上言わないで…
「…でも、ああなったって…元気になったってコトじゃない、ですよね?」
「…ん~。あいつのね。今の仕事。きっかけは、俺とキミのこと。」
「仕事?」
「漫画家。BLっていうの?男同士のエロ漫画描いてる。」
思ってもみなかった答えに、開いた口が塞がらなかった。
「代表作は、ほぼ実話。俺とキミがモデルのヤツ。結構売れてるみたい。」
…聞くんじゃなかった。
なんて言ったらいいんだろう。
ちょっと違うのかもしれないけど…なんか、盗撮された映像がAVで出回ってるよって聞いてしまったような。
恥ずかしさとか、やるせなさとか、どうしていいかわからなさとか。
いろんな感情がごった混ぜになって、どう表現したらいいのかわからない…涙が出そうだ。
聞いてしまったことをものすごく後悔した。
「ショックはショックだったけど、すっげぇ興奮したんだって。」
もういい…
それ以上言わないで…