この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
運命の恋人
第1章 朋会
「私が!どんな気持ちで居たと思ってんの?私ももう高校卒業するし、私なら晃一も懐いてるし、このまま順ちゃんのお嫁さんになれるかもって思ってたのに、またあんなポッと出のオンナに持ってかれるの⁉︎ 順ちゃんにとって私は、どこまでいっても恋愛対象にはならないの⁉︎」
「…朋のコト、そんな風に見たことないよ…清美ちゃんも、恋愛対象じゃあない。俺と清美ちゃんは、あくまでお互いの利害が一致しただけの、契約関係だ。」
「そんなこと言ったって!一緒に住んでればいずれそんな日も来るかもしれないじゃない⁉︎」
順ちゃんは、イタイところを突かれた感じで言葉に詰まる。
「ホラ、顔が赤くなってる!やっぱり疾しいトコあるんじゃない!」
「なっ…赤くなんかなってねぇよ!お前が変なこと言うからだろ⁉︎」
「だいたいねぇ!私の気持ちはケーキひとつで誤魔化されるほど安くないのよ‼︎」
順ちゃんは何のことか、わからないって感じでキョトンとしてたけど。
「…朋のコト、そんな風に見たことないよ…清美ちゃんも、恋愛対象じゃあない。俺と清美ちゃんは、あくまでお互いの利害が一致しただけの、契約関係だ。」
「そんなこと言ったって!一緒に住んでればいずれそんな日も来るかもしれないじゃない⁉︎」
順ちゃんは、イタイところを突かれた感じで言葉に詰まる。
「ホラ、顔が赤くなってる!やっぱり疾しいトコあるんじゃない!」
「なっ…赤くなんかなってねぇよ!お前が変なこと言うからだろ⁉︎」
「だいたいねぇ!私の気持ちはケーキひとつで誤魔化されるほど安くないのよ‼︎」
順ちゃんは何のことか、わからないって感じでキョトンとしてたけど。