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運命の恋人
第1章 朋会
「順ちゃん、私、大きくなったら順ちゃんのお嫁さんになってあげる」
順ちゃんは、幼なじみのお兄ちゃん。
私より9つ年上で、お隣に住んでる。
私が幼稚園から帰って、家の前で遊んでると、学校から帰ってきた時に必ず遊んでくれる。
チョークを持ってきて、アスファルトや塀に絵を描いてくれたり、お花を摘んでくれたり。すごく優しい人。
バレンタインに、お母さんにチョコを買ってもらって順ちゃんにあげた。
ホワイトデーのお返しに、順ちゃんが小さなイヤリングをくれた。
雑貨屋さんで買ったみたいな、プラスチックの小さなお花がついてるやつ。
幾らだったかは知らないけど、その時は順ちゃんだって中学生だったから、そんなに高いモノじゃなかったはず。
だけど、その白いお花のイヤリングが、私にはスゴく嬉しかった。
順ちゃんは、幼なじみのお兄ちゃん。
私より9つ年上で、お隣に住んでる。
私が幼稚園から帰って、家の前で遊んでると、学校から帰ってきた時に必ず遊んでくれる。
チョークを持ってきて、アスファルトや塀に絵を描いてくれたり、お花を摘んでくれたり。すごく優しい人。
バレンタインに、お母さんにチョコを買ってもらって順ちゃんにあげた。
ホワイトデーのお返しに、順ちゃんが小さなイヤリングをくれた。
雑貨屋さんで買ったみたいな、プラスチックの小さなお花がついてるやつ。
幾らだったかは知らないけど、その時は順ちゃんだって中学生だったから、そんなに高いモノじゃなかったはず。
だけど、その白いお花のイヤリングが、私にはスゴく嬉しかった。