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運命の恋人
第1章 朋会
新神戸につき、駐車場に車を止めてからロープウェーの乗り場はすぐ近くだった。
チケットを買い、2人でゴンドラに乗り込む。
ゴンドラからは六甲の山並みが一望できて爽快だった。
ハーブ園に着くと、もう12時で。
「お弁当、食べましょうか?」
と言われたので、食べる事にした。
運良くガーデンのテーブル席を一つ確保でき、そこに座ってお弁当を拡げる。結構な大作だった。
重箱1段に一口サイズの俵型おにぎりが4種類。海苔をまいたの、白いすりゴマをまぶしたの、ゆかりご飯と、緑の葉っぱが巻かれたのがあった。
「この緑の、何?」
「高菜漬けです。お漬物、嫌いですか?」
「いや?そんなことないよ」
「これは、お弁当用に私がアレンジしたおにぎりですけど、本当は中身が酢飯なんです。めはり寿司って、言って、和歌山の郷土料理なんですよ?」
「へぇ。和歌山に親戚でもいるの?」
「いえ。旅行行った時に食べて美味しかったから、母に聞いて調べました。」
チケットを買い、2人でゴンドラに乗り込む。
ゴンドラからは六甲の山並みが一望できて爽快だった。
ハーブ園に着くと、もう12時で。
「お弁当、食べましょうか?」
と言われたので、食べる事にした。
運良くガーデンのテーブル席を一つ確保でき、そこに座ってお弁当を拡げる。結構な大作だった。
重箱1段に一口サイズの俵型おにぎりが4種類。海苔をまいたの、白いすりゴマをまぶしたの、ゆかりご飯と、緑の葉っぱが巻かれたのがあった。
「この緑の、何?」
「高菜漬けです。お漬物、嫌いですか?」
「いや?そんなことないよ」
「これは、お弁当用に私がアレンジしたおにぎりですけど、本当は中身が酢飯なんです。めはり寿司って、言って、和歌山の郷土料理なんですよ?」
「へぇ。和歌山に親戚でもいるの?」
「いえ。旅行行った時に食べて美味しかったから、母に聞いて調べました。」