パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第1章 朋会

彼女と真剣な交際をするということは、ゆくゆくは結婚も見据える、ということだ。
僕自身、来年30になることを考えると、何年も惰性で付き合う気はない。1〜2年の話になるだろう。
となると、僕たちの勤務する会社は同じ課内で結婚した場合、どちらかが移動するのが慣例だ。
僕たちで考えると、課長である僕よりも山崎さんが神戸あたりへ移動させられる可能性が高い。
だけど、神戸の人員が不足してるわけでもない。そりゃ神戸の誰かが辞めるとか、産休に入るとかが重なればそれもありだけど、そう上手く行く可能性は低いし、そもそも彼女が結婚後も仕事を続けたいのか、結婚退職を考えているのかも聞いてない。
どちらにしろ結婚する時には大阪の人員も確保しないといけない…
中々難しかった。