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運命の恋人
第1章 朋会
「温泉旅行…?」
「そう、クリスマスの3連休に。予定入ってる?」
「いえ…」
彼女は少し考え、恥ずかしそうに頷く。
「楽しみです…」
何か言いたげに口を開け、やっぱりいいです、とかぶりを振る。
何か気にはなったけど、彼女は何も言わなかった。
そうだ、クリスマスならプレゼントも買っておかないとな。
初めてのプレゼントなら、指輪より、ネックレスか何かが無難かな。
小さなハートのモチーフのついた、ゴールドのネックレスを選び、旅行当日を迎える。