この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
「また おいで」
第7章 蛍火
余裕のある男たちに悔しさを感じながらも、
もうわたしの口元に力はなくなっていた。
うっすら開いた口から熱い息が漏れ出る。
(はぅっ はぁ~)
わたしの口を塞いでいた手の主には
感じ始めていることが伝わってしまう。。。
車内の空気も熱を帯びてきた。
わたしの躰も
わたしに触れている男たちの肌も
熱を帯びて汗ばんでいる。
時折酸っぱいような匂いが、嗅覚と脳を混乱させていく。
男の手が、服の上から下へと降りる。
脇腹、腰、お尻へと・・・
わたしは... 少し上を向き、ゆっくりと唾を飲み込んでいた。
耳には
男たちの熱い息と、ゴクリと唾を飲む音が聞こえる。
男が手を代えお尻を撫でる。
お尻の下のラインまで丁寧に。
さっき、エロオヤジに触られたところが
解毒されていくみたい。。。
(あぁ・・・)
わたしの躰は喜びに飲み込まれていた。。。