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よくある恋愛モノ 〜見えない心〜
第9章 寄り添う二人



「ねぇ、もし誰か帰って来たら……」

「大丈夫だっつってんだろ。親は仕事だし、陽菜乃は遊びに行ってる」

「陸くんは?」

「あいつはまぁ……いつも通りだろ」



既に美和の服を脱がせながらも凪は懸命に彼女を説得する

夏休みに入ってすぐ一人暮らしの部屋を引き払ってしまったので、今二人きりになれるのは実家のこの部屋だけだった



「美和……」



凪はそっとその唇に口づけし、そのまま美和の体の隅々にまでキスを施してゆく



「凪……アッ」



凪の舌先が美和の胸の頂きに触れた

ねっとりと勃ち上がったそれを包み込み、吸い上げる



“恥ずかしい……!”



美和は見ないように必死で目を閉じて口を押さえた



恥ずかしい

が、嫌ではない

決して。



「アァ…ンッ」



そんな心情が表れたのだろうか

僅か一、二分の乳首への責めで彼女の秘部は熱く熱を持ち始めていた



「もう濡れてるな……」



男を誘う甘い香りに凪はふと顔を上げ、意地悪な笑みを浮かべる



「いや…言わないで……ッアァ!」



凪の膝が彼女の脚を割って濡れたソコに押しつけられた

柔々と蕾に与えられる刺激に美和は更に蜜を溢す



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