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第9章 寄り添う二人

凪はぐっと声を堪える彼女に興奮し、喉を鳴らした

絶対に啼かせてやろうと顔をその花園に埋める



「あっやだ凪……っ」



凪の唇が花弁を食み、舌が溢れる蜜を吸い上げる

与えられる新たな快感に悶えながらも、美和は脚をばたつかせ彼の頭を引き離そうと手を伸ばしていた



「それやだって…前に言ったじゃ……ﾝﾝｯ!」



凪は彼女の必死の訴えにも構わず窄めた舌で蕾を突つく



「ｱｯ……やっ…やぁ……」



その声に多少の羞恥心を残しながらも、徐々に喘ぎは増し凪を遠ざけようとする手には力が入らなくなっていた

美和の指が凪の髪を無意識に梳く

彼女の意思に関係なく勝手に腰が浮き上がり自然と凪に擦りつけるかたちになっていた



「ぁっもう……ﾀﾞﾒﾂ……」



果ての近いことを知った凪はより激しく彼女の蕾を責め立てた

その下の園からは蜜がドクドクと流れて留まるところを知らない



「いやっ…ｧ……あぁあっ！」



短い叫びを上げて美和の身体が仰け反る

花園の扉が一瞬固く閉ざされ、美和は絶頂に達した