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よくある恋愛モノ 〜見えない心〜
第6章 ここにいない人
身体の中心がどうしようもなく熱い
龍青は観念したようにいきり立つそれを解放した
未だかつて、こんなにも求めたことがあったろうか
痛いほどに張り詰めた象徴から雫が伝う−−−
“りゅうせ……ッ”
右の手で自身を擦り上げながら、もう一方の手はいないはずの美和を抱き寄せ宙を掻いた
己が生み出した女は自分が責めた箇所に敏感に反応する
“やっ、そこダメ…ぇ!!”
濡れ始めた美和の秘部に指を差し込み、小さく硬い芽を揺する
“アッアッアッ…”
「美和…美和……っ」
彼女の髪に顔を埋めるように自分の腕を首に巻き付け反対の肩を強く掴んだ
昼間抱き締めた、美和の残り香が鼻を抜ける
その時のことを思い出して龍青はまた彼女の唇に口付けた
“んっ……”
深く舌を絡め合う
息が出来ないほどの激しいキスがしたい
「美和……そこは…っ」
想像の中の美和が恥ずかしそうに微笑みながら龍青のモノに触れた
その手を追うように彼女の唇も当てられる
「ハァ…ッ」
そんなこと絶対にしないだろうと分かってはいても、美和に愛撫される想像が止まらない