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支配された惑星
第5章 エイペクス達の密談
トルキオ6番街、シヌジウク駅東口のとあるバー。
背の高いバーテンがグラスを丁寧に拭いている。
店内に流れるBGMがサッチモに変わった時、店の扉が開き、50代くらいのダンディな男がカウンターに腰掛けて言った。
「焼いたワインに氷を沈めてもらおうか・・・。」
バーテンは静かに応えた。
「あいにくですが、当店ではそのような飲み方は推奨しておりません。奥の扉からお帰りください。」
男はそうか、とだけ呟いて、バーテンが指差す奥の扉を開いた。
出ると狭い路地になっていて、右手は繁華街の道に面しているがバリケードで塞がれていて通れない。男は左手にある階段を降りていった。
「随分、用心だな。」
その先も行き止まりになっていて、進めるのは隣のビルのドアしかない。
男はドアを開いた。
背の高いバーテンがグラスを丁寧に拭いている。
店内に流れるBGMがサッチモに変わった時、店の扉が開き、50代くらいのダンディな男がカウンターに腰掛けて言った。
「焼いたワインに氷を沈めてもらおうか・・・。」
バーテンは静かに応えた。
「あいにくですが、当店ではそのような飲み方は推奨しておりません。奥の扉からお帰りください。」
男はそうか、とだけ呟いて、バーテンが指差す奥の扉を開いた。
出ると狭い路地になっていて、右手は繁華街の道に面しているがバリケードで塞がれていて通れない。男は左手にある階段を降りていった。
「随分、用心だな。」
その先も行き止まりになっていて、進めるのは隣のビルのドアしかない。
男はドアを開いた。