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支配された惑星
第6章 囚われのアイリ
エレベーターで移動し、しばらく歩くと、ブルガはある部屋の前で止まり、親指で中を指した。
アイリが言われるがままに部屋に入ると、そこはベッドが1つと一竿のタンス、簡易トイレがあるのみで随分と殺風景な設えとなっている。
ここもアイリは知らない場所であった。
本来なら家畜に部屋は与えないのだが、と枕詞を添えブルガは言った。
『エイペクスを供出するのだ、それ相応には扱うつもりだ。今日からしばらくはここで待機してもらおう。』
どうやら、いきなり乱暴はしないようだ。とアイリはホッとした。しかし、いずれはどうなるかわからない。
そんなアイリにブルガは付け加える。
『・・・しかし、家畜にそんな洒落た衣服は似つかわしくない。そこのタンスにある衣服に着替えてもらおう。』
アイリがタンスを開くと服と呼べるか怪しいボロボロの布切れがあるのみだった。
アイリが言われるがままに部屋に入ると、そこはベッドが1つと一竿のタンス、簡易トイレがあるのみで随分と殺風景な設えとなっている。
ここもアイリは知らない場所であった。
本来なら家畜に部屋は与えないのだが、と枕詞を添えブルガは言った。
『エイペクスを供出するのだ、それ相応には扱うつもりだ。今日からしばらくはここで待機してもらおう。』
どうやら、いきなり乱暴はしないようだ。とアイリはホッとした。しかし、いずれはどうなるかわからない。
そんなアイリにブルガは付け加える。
『・・・しかし、家畜にそんな洒落た衣服は似つかわしくない。そこのタンスにある衣服に着替えてもらおう。』
アイリがタンスを開くと服と呼べるか怪しいボロボロの布切れがあるのみだった。