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桜の季節が巡っても~追憶~
第51章 三年目のデート5(再編済)
「片想いをしていた頃は…それはまあ、楽しいばかりじゃなかったけれど。両想いになれてから今は、とっても幸せだよ?それこそ、辛かった時期の事も、もうなんとも思ってないくらいに」
自責の念に駆られる彼を励ます為でもなく。
話を盛っているわけでも勿論なく。
ただ真実を、彼に伝えたかった。
「メールも電話も、いつも待ち遠しい。二カ月ぶりに先生に逢えるって、毎日楽しみで仕方なかった。私の好きな所に行って、好きなものを一緒に食べようって言ってくれて。…でもどの場所も、どのお店も、先生とはほとんど行った事がないから、悩み過ぎてしまった。全部行きたい、色んなものを先生と一緒に食べたい…欲張ってたら、決められないうちに初めてのデートの日が来てしまった。だから結局『どこに行こう』『これからどうしよう』って、いちいち考えなくちゃならなくて…折角の貴重な時間をちょっとずつ、無駄にしてる」
-ごめんね、先生。
泉夏が申し訳なさそうにすれば、秀王は首を振って否定した。
自責の念に駆られる彼を励ます為でもなく。
話を盛っているわけでも勿論なく。
ただ真実を、彼に伝えたかった。
「メールも電話も、いつも待ち遠しい。二カ月ぶりに先生に逢えるって、毎日楽しみで仕方なかった。私の好きな所に行って、好きなものを一緒に食べようって言ってくれて。…でもどの場所も、どのお店も、先生とはほとんど行った事がないから、悩み過ぎてしまった。全部行きたい、色んなものを先生と一緒に食べたい…欲張ってたら、決められないうちに初めてのデートの日が来てしまった。だから結局『どこに行こう』『これからどうしよう』って、いちいち考えなくちゃならなくて…折角の貴重な時間をちょっとずつ、無駄にしてる」
-ごめんね、先生。
泉夏が申し訳なさそうにすれば、秀王は首を振って否定した。

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