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桜の季節が巡っても~追憶~
第51章 三年目のデート5(再編済)
「全部正解だ」
心臓が、更に大きく高鳴った。
「泉夏に逢えて。泉夏と過ごせて。三日なんて短過ぎる日々だけれど、何をしても全部楽しい。凄く幸せだ」
微笑む彼に、泉夏は釘付けとなる。
瞬きもせずに、ただ見詰め続けるしかない。
「この三日間、楽しそうで、嬉しそうな泉夏の姿に、俺はどんどん惹かれていった。大好きなひとの笑顔は、俺を果てなく満たしてくれた。俺といて幸せだって思ってくれてる…勝手だけど、その…俺の目にはそう映ってた」
-自惚れじゃなければいいけど。
彼の呟きが終わらぬ間に、泉夏は秀王の腕に自らのそれを絡め、しがみついた。
もう何度、泣かせれば気が済むの-?
「大正解だよ、先生」





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