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桜の季節が巡っても~追憶~
第54章 出発前の甘い夜1(再編済)
快感に肢体を小刻みに揺らす彼女の太股を押さえ付け、先端で容赦なく奥を抉ってやる。
ねちゃねちゃと粘液の音を立てながら膣奥を攻めれば、やがて泉夏は背中を仰け反った。
「そんなに淫らな姿で誘っていながら…今更『だめ』?」
彼女にというよりも自問に近いそれと共に、秀王は微かな笑いを口元に張り付けた。
自分をこんなにもその気にさせてしまった後で?
「無理だよ、泉夏-」
猛りを抜いては素早く花芯に埋《うず》めれば、彼女は声にならない声を上げ、その身を激しく痙攣させた。
ベッドの上。
膣内を悦びに繰り返し収縮させながら、その裸体を艶めかしく躍らせる。
抽送も刹那忘れ、秀王は魅せられる。
いつでも可愛くて。
いつでも愛おしい。
でも、今夜の彼女は。
今までよりも格段に美しくて。
今までで一番|淫靡《いんび》だった。
彼女の妖艶な魅力に引き摺られ、官能の深い沼に陥ってゆく。
こんなにしてるのに。
こんなにまでしてるのに。
足りない。
この程度じゃ、まだまだ。
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