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桜の季節が巡っても~追憶~
第8章 濃蜜な再会4
身体中の力が抜けた。
脱力した手足を寝台へ投げ出し、肩を上下させ、快感の余韻に浸る。
朦朧としていると、口角に光る唾液を舐め、そのまま唇に移動した彼のそれに、口付けられた。
「大丈夫?」
彼女の汗に濡れた額に、頬に、張り付いた髪を取ってやりながら、秀王は優しく気遣った。
「…先生」
恍惚とした顔で彼を見る。
そう言う彼の吐く息もまた乱れ、髪は汗に濡れていた。
「少し、乱暴にしてしまった。大丈夫?」
微かな笑みと共に、泉夏の頬を撫でる。
まだ虚ろな中。
まだ完全に力の入らない両手で。
泉夏は秀王の首に腕を回した。
そして、呟いた。
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