この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
桜の季節が巡っても~追憶~
第57章 ふたりとも好き2(再編済)
自宅近くのコンビニ。
スティックのりとプリンを手にレジに並ぼうとしたところ、足が止まった。
「あ…」
漏らした小さな呟きに、先にレジで会計を済ませようとしていた彼がゆっくりとこちらを見た。
視線が合えば、口角が上がる。
「夜遊びの帰り?」
「…違うし。家で勉強してて、必要なものがあったから買いに来たの」
「涼はどこだ?」
からかわれ。
泉夏は面白くなさそうに言い捨てる。
「私ひとり。涼お兄ちゃんは、会社の飲み会でまだ帰って来てない」
「どうりで姿が見えないわけだ。あのシスコンが夜の九時に、妹をひとりでコンビニ行かせないよなあ」
龍貴の笑い声が店内に響く。
ひとしきり笑った後《あと》、持っていた商品をレジのカウンターにやるよう顎で示された。
買おうとしていた商品を、泉夏はなんの考えもなしにカウンターに置く。
龍貴の行動の意味を解したのは、彼がセブンスターと共にそれらの支払いを済ませた直後。
スティックのりとプリンを手にレジに並ぼうとしたところ、足が止まった。
「あ…」
漏らした小さな呟きに、先にレジで会計を済ませようとしていた彼がゆっくりとこちらを見た。
視線が合えば、口角が上がる。
「夜遊びの帰り?」
「…違うし。家で勉強してて、必要なものがあったから買いに来たの」
「涼はどこだ?」
からかわれ。
泉夏は面白くなさそうに言い捨てる。
「私ひとり。涼お兄ちゃんは、会社の飲み会でまだ帰って来てない」
「どうりで姿が見えないわけだ。あのシスコンが夜の九時に、妹をひとりでコンビニ行かせないよなあ」
龍貴の笑い声が店内に響く。
ひとしきり笑った後《あと》、持っていた商品をレジのカウンターにやるよう顎で示された。
買おうとしていた商品を、泉夏はなんの考えもなしにカウンターに置く。
龍貴の行動の意味を解したのは、彼がセブンスターと共にそれらの支払いを済ませた直後。

作品検索
しおりをはさむ
姉妹サイトリンク 開く


