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桜の季節が巡っても~追憶~
第57章 ふたりとも好き2(再編済)
「…ごめん」
何度こうしてもらえば気付くのか。
ちょっと考えれば分かる事なのに、自分のだめさ加減にへこんでしまう。
龍貴の背中に謝れば、小さなレジ袋を差し出された。
「プリンの百個や二百個奢ってやるくらい、余裕で稼いでる」
-休日も馬車馬のごとく、働いてるからなあ。
赤い顔で泉夏が袋を受け取れば、龍貴は笑って出口に身体をやった。
その後ろ姿を、泉夏は追う。
コンビニを出て自宅の方に歩を進めるかと思いきや、龍貴はそのまま駐車場へ向かう。
どうやらここまで車で来たらしく-よくよく見れば、スーツ姿だったりする。
多分、仕事帰りに煙草を買いに寄ったのだろう。
どうすればいいのか惑う泉夏が足をストップさせれば、それに気付いた龍貴が振り返った。
「何?」
「いや…どっちにすればいいのかなって」
泉夏が言いにくそうに答えれば、龍貴は増々不思議そうに彼女を見る。
「歩いて家まで帰ればいいのか…それとも、その」
-龍について行けばいいのかなって。
俯き加減で告げる泉夏に、龍貴は呆れた。
何度こうしてもらえば気付くのか。
ちょっと考えれば分かる事なのに、自分のだめさ加減にへこんでしまう。
龍貴の背中に謝れば、小さなレジ袋を差し出された。
「プリンの百個や二百個奢ってやるくらい、余裕で稼いでる」
-休日も馬車馬のごとく、働いてるからなあ。
赤い顔で泉夏が袋を受け取れば、龍貴は笑って出口に身体をやった。
その後ろ姿を、泉夏は追う。
コンビニを出て自宅の方に歩を進めるかと思いきや、龍貴はそのまま駐車場へ向かう。
どうやらここまで車で来たらしく-よくよく見れば、スーツ姿だったりする。
多分、仕事帰りに煙草を買いに寄ったのだろう。
どうすればいいのか惑う泉夏が足をストップさせれば、それに気付いた龍貴が振り返った。
「何?」
「いや…どっちにすればいいのかなって」
泉夏が言いにくそうに答えれば、龍貴は増々不思議そうに彼女を見る。
「歩いて家まで帰ればいいのか…それとも、その」
-龍について行けばいいのかなって。
俯き加減で告げる泉夏に、龍貴は呆れた。

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