この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
桜の季節が巡っても~追憶~
第58章 ふたりとも好き3(再編済)
全員が遠巻きに眺めている事を知ってか知らずか、喉仏を隆起させ、龍貴はジョッキのビールを煽るように一気に飲み干した。
その見事なまでの飲みっぷりに、またしても皆で釘付けとなる。
空のジョッキを音を立ててテーブルに置いた龍貴は、口元を拭った。
「この為に仕事してるようなもんだよなあ」
独り言のようなそれに、全員が息を潜めて彼の次の言葉を待つ。
「おかわり」
-どんどん持って来い。
龍貴は不敵に笑った。
誰に対して発せられたものではなかったが-だからこそその場にいた者が次々に、やれメニューだ、呼び鈴を押すわでざわめき出す。
ご丁寧に目の前でメニューを開いてみせる男子学生を、龍貴は片手で素気《すげ》なくあしらう。
「ビールと日本酒以外は飲まない。とりあえず暫くはビールでいい」
「何か食べたい物ありますか?」
「テーブルにあるもの適当にもらうからいらない。それより酒」
「ベル鳴らしました」
「サンキュー」
「料理、何か取りましょうか?」
「もうサラダとお刺身と唐揚げは取ってるしー!ってか、龍貴さんの分は私がやるから!」
『その為』に女子の出席を限定したのに、まさかの男子に役目を奪われそうになり、麻衣が余計な事をするなとばかりに騒ぎ立てた。
/1308ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ