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桜の季節が巡っても~追憶~
第58章 ふたりとも好き3(再編済)
「…だから。その夜云々の話からは、いい加減頭を切り替えてよ」
泉夏は小声で懇願する。
穴があったら入りたい気持ちに、今夜はもう何度させられた事か。
「昔の先生も勿論好きだった。でも、穏やかで優しい部分はそのままに、大学の頃と違う顔を覗かせる今の先生も大好き。だめじゃないの。もっともっと、大学では見せてくれなかった先生の素顔を見せて欲しいって思ってる。…だから、嬉しい。皆《みんな》にそう言ってもらえて。今も変わらず、先生を好きだって言ってくれて。ただ-」
恥ずかしさを堪え、泉夏は軽く龍貴を睨んだ。
「徹夜でどうのの話題はもういいから。それ以外にも『昔の先生と違うけど、でも大好き』って思うところがいっぱいあるんだから。どうせならそれを広めて欲しい。…よ、夜に頑張るとか、頑張ったとか、そんなのばっかり喋られると『それだけの先生』になっちゃうじゃない。『もしかしたら』って、そこからあらぬ連想をされてしまうかもしれない」
-それだけは嫌なの。
泉夏は強い意思を持って、断言した。
泉夏は小声で懇願する。
穴があったら入りたい気持ちに、今夜はもう何度させられた事か。
「昔の先生も勿論好きだった。でも、穏やかで優しい部分はそのままに、大学の頃と違う顔を覗かせる今の先生も大好き。だめじゃないの。もっともっと、大学では見せてくれなかった先生の素顔を見せて欲しいって思ってる。…だから、嬉しい。皆《みんな》にそう言ってもらえて。今も変わらず、先生を好きだって言ってくれて。ただ-」
恥ずかしさを堪え、泉夏は軽く龍貴を睨んだ。
「徹夜でどうのの話題はもういいから。それ以外にも『昔の先生と違うけど、でも大好き』って思うところがいっぱいあるんだから。どうせならそれを広めて欲しい。…よ、夜に頑張るとか、頑張ったとか、そんなのばっかり喋られると『それだけの先生』になっちゃうじゃない。『もしかしたら』って、そこからあらぬ連想をされてしまうかもしれない」
-それだけは嫌なの。
泉夏は強い意思を持って、断言した。

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