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桜の季節が巡っても~追憶~
第11章 朝帰りの出来事2
鞄を携え、ソファから腰を上げる。
流川家と伊集院家で、予定外の時間を結構使ってしまった。
デートの時間が減ってしまう-急がないと。
色々と申し訳なさそうな百合子に、泉夏は笑ってみせた。
「おばちゃん。昨日泊まったのは、大学の女友達の家。そして、これから会うのも、友達の麻衣だよ。彼氏じゃなくてごめんね」
「あ、そうよね?涼君が許さないわよねぇ、彼氏の家にお泊りだなんて」
泉夏の話を全て信じたのか、はたまた信じておらないけど、とりあえず同調してくれたのか-真偽の程は定かじゃないが、とりあえず、この話は終了となった。
後ろめたさから、心の中で謝る、泉夏。
仕事に行く為、同じく立ち上がった龍貴の顔は、まるで信じてない風に微かに笑っていた。
「俺、今から仕事だから、良ければ送ってくけど?急いでるところ、お袋が引き留めたお詫びも兼ねて」
流川家と伊集院家で、予定外の時間を結構使ってしまった。
デートの時間が減ってしまう-急がないと。
色々と申し訳なさそうな百合子に、泉夏は笑ってみせた。
「おばちゃん。昨日泊まったのは、大学の女友達の家。そして、これから会うのも、友達の麻衣だよ。彼氏じゃなくてごめんね」
「あ、そうよね?涼君が許さないわよねぇ、彼氏の家にお泊りだなんて」
泉夏の話を全て信じたのか、はたまた信じておらないけど、とりあえず同調してくれたのか-真偽の程は定かじゃないが、とりあえず、この話は終了となった。
後ろめたさから、心の中で謝る、泉夏。
仕事に行く為、同じく立ち上がった龍貴の顔は、まるで信じてない風に微かに笑っていた。
「俺、今から仕事だから、良ければ送ってくけど?急いでるところ、お袋が引き留めたお詫びも兼ねて」

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