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桜の季節が巡っても~追憶~
第3章 先生には秘密3
「行きたいって言ったのは私なのに、ごめんね…?」
夕食を済ませ、九時台のレイトショーを観る為に、映画館にやって来た。
チケットを買おうと発券機の前に立てば、龍貴は当たり前のように、クレジットカードを差し出した。
それで二人分のチケットを購入し、一枚を泉夏に持たせた。
「…さっきのご飯のお金も全部、払ってくれたしね」
なんでも好きな物を-夕飯に誘ってくれた時の言葉通り、自由に店も選ばせてくれた。
泉夏は甘えさせてもらい、気になっていた、新しくオープンしたばかりのイタリア料理店に連れて行ってもらった。
また行きたいと思うくらい、美味しかった。
そこでも当たり前のように、彼は全額をカードで払ってくれていた。
連続で二回もとなると、流石に申し訳なく、長身の彼をそっと、窺う。
視線に気付いた龍貴は、一笑した。
「何?龍に全部お金出してもらって悪いなとか、まさか思ってんの」
「…思ってる」
泉夏の小さな呟きに、龍貴は鼻を鳴らした。
夕食を済ませ、九時台のレイトショーを観る為に、映画館にやって来た。
チケットを買おうと発券機の前に立てば、龍貴は当たり前のように、クレジットカードを差し出した。
それで二人分のチケットを購入し、一枚を泉夏に持たせた。
「…さっきのご飯のお金も全部、払ってくれたしね」
なんでも好きな物を-夕飯に誘ってくれた時の言葉通り、自由に店も選ばせてくれた。
泉夏は甘えさせてもらい、気になっていた、新しくオープンしたばかりのイタリア料理店に連れて行ってもらった。
また行きたいと思うくらい、美味しかった。
そこでも当たり前のように、彼は全額をカードで払ってくれていた。
連続で二回もとなると、流石に申し訳なく、長身の彼をそっと、窺う。
視線に気付いた龍貴は、一笑した。
「何?龍に全部お金出してもらって悪いなとか、まさか思ってんの」
「…思ってる」
泉夏の小さな呟きに、龍貴は鼻を鳴らした。

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