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桜の季節が巡っても~追憶~
第14章 デート前の波乱2
囁く彼の唇が、またしても触れた。
次は、さっきよりもはっきり、確かに。
「龍貴と同じように、俺にいつまでも抱き締めていて欲しいなって思う、泉夏?」
折角綺麗に塗られていた口紅を落として申し訳ないな-思いつつ、彼女の口唇に舌を這わせながら、秀王は訊いた。
唇への責めに身体を熱くさせながら、泉夏はうわ言のように呟いた。
「一日中、一晩中、抱いていて欲しいって思う。先生がいない毎日、いつもいつもそう、思ってた。だから、先生に逢ったら、沢山キスして欲しい、抱いて欲しいって思っ…」
最後の言葉は彼の唇に奪われる。
望み通り、幾つもの口付けを与えられ、徐々に足の力が抜けてゆく。
ふらつき始めた泉夏の腰を掴まえ、秀王は彼女の耳へ声を落とす。
「龍貴を好きでいていい。龍貴を呼んでもいい。だけど、一番に好きは俺で。龍を呼ぶなら俺も呼んで、泉夏-」
耳元で乞われ、かかる温かな吐息に、更に身体はもう立ったままではいられなくなる。
脱力する一方の彼女を支えながら秀王は後ろ向きのまま、数歩下がらせる。
やがて背が、窓枠に当たった-少し前には乱暴に背中を押し当てられた、そこに。
我に返り、泉夏は目の前の彼をそっと、見上げた。
次は、さっきよりもはっきり、確かに。
「龍貴と同じように、俺にいつまでも抱き締めていて欲しいなって思う、泉夏?」
折角綺麗に塗られていた口紅を落として申し訳ないな-思いつつ、彼女の口唇に舌を這わせながら、秀王は訊いた。
唇への責めに身体を熱くさせながら、泉夏はうわ言のように呟いた。
「一日中、一晩中、抱いていて欲しいって思う。先生がいない毎日、いつもいつもそう、思ってた。だから、先生に逢ったら、沢山キスして欲しい、抱いて欲しいって思っ…」
最後の言葉は彼の唇に奪われる。
望み通り、幾つもの口付けを与えられ、徐々に足の力が抜けてゆく。
ふらつき始めた泉夏の腰を掴まえ、秀王は彼女の耳へ声を落とす。
「龍貴を好きでいていい。龍貴を呼んでもいい。だけど、一番に好きは俺で。龍を呼ぶなら俺も呼んで、泉夏-」
耳元で乞われ、かかる温かな吐息に、更に身体はもう立ったままではいられなくなる。
脱力する一方の彼女を支えながら秀王は後ろ向きのまま、数歩下がらせる。
やがて背が、窓枠に当たった-少し前には乱暴に背中を押し当てられた、そこに。
我に返り、泉夏は目の前の彼をそっと、見上げた。

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