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桜の季節が巡っても~追憶~
第15章 デート前の波乱3
窓に背を、どうにか自らの身体を預け。
全身が蕩けそうな甘い接吻を受け続ける。
初めは唇だけだったのに、やがてそれは頬に、耳に、首筋に、鎖骨に。
当たり前のように全身を求められ始める。
「…行かないの?」
熱く、悩ましげな吐息を漏らしながら、問い掛ける。
「勿論、行くよ」
笑いながら、即答される。
しかし。
その言葉とは裏腹に、上着の中に侵入した彼の手が、窓に付けた背中側に移動する。
素肌に直接触れられ、身体が悦びに、小さく、震える。
粟立つ、肌。
そうこうしている内に、片手で難なくホックを外された。
解放される、ふたつの、乳房。
けれど。
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